竜岩納会

竜岩納会

今年も無事に終わった竜岩スクール納会。普段、スクールのサポーターをほぼやっていないにも関わらず、参加する私。登ってばっかりでごめんなさい。それでも同日に行われた「全日本リード選手権出場帰りの選手」として暖かく迎えてくれた先生はじめ皆さんには、ありがとうです(笑)本気で信じた人達、ごめんなさい。

夜からの2日間は、とにかくよく食べたー!作って下さった手作り料理など食べたのはいつぶりくらいだろうってくらい新鮮すぎて、夜も朝も、次の日の岩場の昼も食べ過ぎた(笑)幹事さん、大変だっただろうに、本当にありがとうございました。普段は食べない炭水化物の米も久々に食べたら、数日お腹ぽっこり。かつての米好きはどこへ行ったのやら、毎食はやっぱりいらないやーとすっかり体質変化している事に改めて気づいた。

納会の夜は、飲んで、食べて、日付け変わっても続くクライミング談義。酒呑みレクチャーは2時前にお開き。竜岩ログハウスでそのまま就寝。

次の日は岩場へ。竜岩から四阿屋へ直行。飲み会後の定番?近場の岩場。この辺りでは珍しい花崗岩。納会に引き続き、小学生から70代レジェンドクライマーまで参加で賑わう。そういえば、70代レジェンドクライマーの納会でのお話がすごく印象的だった。今はまた復帰して頑張っているクライマー。登れないと本気で悔しがるから、毎度すごいと思う。あんまり登れないから辞めようと思ったらしいが、奥様の「辞めるのはいつでもできるじゃない?」との助言で、古くなったハーネスを一新。まだまだ辞められませんね。

私が登れる最高ピークはきっとまだ数年先(と言ってもそう長くないと思うが)なんだろうから、昔みたいに思うように登れなくなる感覚というのはまだ分からないけれど、ずっと登り続けているというのは見習うべき姿。この先もずっと登り続ける姿を見ていたい。

さて、岩場の話。私はアップがてらのヌンチャク掛けのお仕事。10aだけど、あまり来ない岩場は毎度OS状態。更には10aだけど、マスターしたら少し張るぐらいの、全体的に短くて辛いルートが揃う岩場。

最近、一部仲間から「鬼コーチ」と呼ばれるようになり、この日も「鬼コーチ」っぷり発揮。鬼も板についてきたか!?(笑)私にとってはごく当たり前の事を言っているのだか、クライミング歴の浅い方々やエンジョイクライマーには「鬼」のようでして(笑)トップロープをしたがるクライマーに対して、その人の力量と私が体感したルート感覚に基づき、「トップロープはしなくよい!」とロープを抜いちゃう鬼っぷり。とりあえずリードでトライしなさいと促す鬼っぷり。この鬼っぷりに付いてきてくれるあるクライマーは、みんなが帰る頃に「あと一本付き合って❤︎」って言ったら、喜んで付きあってくれる。欲しがりさん(笑)

そんな鬼コーチは、トライしたルートの核心がバラせず。なんと11a。そこだけは12台のカチ系ルート核心をやっているかのような気分。辛いよー四阿屋。

竜岩との関わりは、スクール生やらクライミング始めましてな方、バカになりすぎない方が多く、私の知っている強いクライミングバカばかりの次元とはまた違うクライミングの次元を見る事ができる。だからか、この次元にいると、自然と私は鬼コーチなのか‥。しかしながら、登れるようになればなるほど楽しい世界は待っている。なので味わって欲しいなーという期待も込めての鬼コーチ。

まだまだコーチとか言うレベルではないが、私自身が伸びるためには、強いクライマーとだけではなく、自分よりまだ登れないクライマーとも登る事も大事な事だと思っている。それは必然的に私自身の「自立心」を強めてくれる。

ここ数年は私にとって、登るためには「自立」しなければならない年でもあった。頭では分かっていても、そう言う環境を与えられなければ、なかなかできない事でもあるから、ある意味ラッキーだった。この環境と時期がなかったら、私は依存心にやられて、クライマーとしてダメになっていたんじゃないかとも思う。

男性には当たり前でも、女性のクライミング自立ってなかなか難しいかもと思う。強い男性と組んだり、固定の強い彼氏や旦那様と組んだり。自立できる環境は、よっぽど自分から自立する環境を作ったり、パートナー探しの旅に出たりしない限り、難しいかもなーと思ったりする。自立できないと、男性と対等には扱われないし、男性と対等には登れない。強い女性クライマーは大体が自立した感じがプンプンする。

その人が何を目指すかにもよるが、私としては、ある適度自立した女性クライマーと登れることはとても嬉しく楽しい事なので、そんな女性クライマーが増えてくれたら嬉しいなーと思ったりする。と同時に、私自身もっと自立する為には覚えなきゃいけない事がたくさんあるなーと思う。

「男は愛嬌。女は度胸。」

どうでも良いが、何かで読んだそんな言葉が心に残っている。最近はクライミングに限らず、今の時代の大事な要素かなと思ったり。男は愛嬌があったほうが良い。女は可愛い愛嬌だけでは通用しないのかも。日本の時代は変わった(笑)

あ…話が脱線したようだが。

四阿屋の岩場で食べた昨晩の残りの豪華ご飯が、登る事を忘れるくらい絶品だったな。

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